3軸加速度センサADXL345をArduino UNOで使う その1
今回このセンサを使う目的は以下の点です。
1.本来の機能のx,y,zの値を取る。
2.x,y or y,z or z,xの値を用いて、傾きを数値化する。
3.今まで聞いたことあったけど意味分からなかった、I²Cを理解する。
今回は1をやっていく。
まず、加速度センサは何を測るのか?
A.加速度..?
・じゃあ、加速度って何?
加速度:一定時間における速度の変化量
・加速度センサの値で正負の値が出てくるけど、これって..
T<t<T+Δtの時間の間の加速度を考える
加速度を値で表して正の値なら、T<t<T+Δtの間同じ方向に進んでる場合、t=Tの時よりt=T+Δtの時の方が速さが大きい。これは、最初に設定されている軸の正方向に依らない。次に、T<t<T+Δtの間t=Tとt=T+Δtで逆方向に進んだ場合、t=Tよりt=T+Δtの方が速さが大きくなっている。
負はこの逆である。
まとめると、物体の速さをv,加速度をaとして
v(t=T)<v(t=T+Δt)ならa>0, v(t=T)>v(t=T+Δt)ならa<0,
また、Arduinoのシリアルモニタで見た値から、センサにプリントされているそれぞれの軸の矢印を下に向けると、値が負になることが分かった。